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折り畳み傘の梱包方法と破損しやすい部分を守る万全のコツ

公開日:2026.06.27

更新日時:2026.06.20

折り畳み傘の梱包方法と破損しやすい部分を守る万全のコツ

折り畳み傘は骨組みや生地が繊細で、配送中の衝撃で壊れやすい商品です。私たちは傘を包む緩衝材の巻き方から、ダンボール内での固定方法まで、破損リスクを最小限にする梱包を実践しています。お届け先のお客様の手元にきれいな状態で届くよう、一本一本丁寧に向き合っています。

副センター長 / 並木 由美
副センター長 / 並木 由美

物流現場で7年間、在庫管理・現場改善・WMS管理を中心に担当してきました。 商材やECオペレーションの特性に合わせて最適な流れをつくることを大切にし、日々の業務改善に取り組んでいます。 三児の母として培った段取り力と気配りを活かし、現場で得た知見をわかりやすく発信します。

物流現場で7年間、在庫管理・現場改善・WMS管理を中心に担当してきました。 商材やECオペレーションの特性に合わせて最適な流れをつくることを大切にし、日々の業務改善に取り組んでいます。 三児の母として培った段取り力と気配りを活かし、現場で得た知見をわかりやすく発信します。

折り畳み傘は、コンパクトに縮められるよう各部品が細かく、構造も複雑なため、通常の梱包だと破損リスクが高まってしまいます。

とくに持ち手(グリップ)部分は壊れやすい素材でできており、骨(フレーム)部分も軽い衝撃が繰り返し加わるだけで変形しやすい箇所です。今回は、こうした破損リスクの高い折り畳み傘を美しく包む万全の梱包方法についてご紹介します。


折り畳み傘特有の破損リスクとは

折り畳み傘には、普通の傘と比べても「折れやすい」リスクがあります。コンパクトな収納を可能にするために、複雑に折り曲がる構造になっているからです。

とくに注意が必要なのは、持ち手(グリップ)と骨(フレーム)の2箇所です。それぞれの破損リスクについて見ていきましょう。

持ち手(グリップ)はひび割れや欠けが起きやすい

折り畳み傘の持ち手部分は樹脂やプラスチック製で、ひび割れや欠けが発生しやすい箇所です。デザインによっては本体から大きく飛び出しているものもあり、その形状がさらに破損のリスクを高めます。

壊れやすい部分であり、かつ折り畳み傘ごとにデザインが異なるため、形状に合わせた梱包が求められます。

骨(フレーム)は繰り返しの力で変形しやすい

折り畳み傘のフレーム部分は、構造上、頑丈な作りとはいえません。ある程度の力が加われば簡単に曲がったり歪んだりして、傘の開け閉めがしづらくなってしまいます。

つまり、何らかの力が繰り返し加わるだけで、折り畳み傘は梱包した後でも壊れてしまうことがあるのです。届いたときは異常がなくても、いざ使おうとしたら傘が開かなかった — そんなクレームが発生しかねない点には要注意です。


折り畳み傘を梱包する際のポイント

折り畳み傘を破損させない梱包方法には、大きく2つのポイントがあります。

  • 持ち手を基準に全体的な梱包の強度を高める
  • 配送中に箱の中で折り畳み傘が動かないようにする

それぞれ、どのような作業を行い、どんな手順で進めるかをご説明します。

持ち手を基準に全体的な梱包の強度を高める

私たちが折り畳み傘の梱包で大切にしている考え方は、「壊れやすい部分こそ手厚く包む」ということです。折り畳み傘の場合、それは持ち手(グリップ)部分にあたります。

持ち手は樹脂やプラスチック製であることが多く、折り畳み傘の中でも衝撃に弱い性質がある部分です。そのため、持ち手部分が破損リスクに耐えうる梱包設計を基準に、以下のような対策をとっています。

  • グリップ部分に巻きつける緩衝材を3重以上にする
  • 外部からの衝撃が一点に集中しない構造を作る
  • 角や突起がある折り畳み傘は形状に沿って厚みを調整する

さらに、折り畳み傘全体も最低2重以上のプチプチ(気泡緩衝材)で包むようにしています。やみくもに包むのではなく、破損リスクが高い部分ほど重点的に守りながら、それ以外の部分についても十分に保護しているのです。

配送中に箱の中で折り畳み傘が動かないようにする

折り畳み傘の場合、配送中に箱の中で商品が動いてしまったために破損するケースがあります。外から強い衝撃が加わるだけでなく、何度も同じ部分に小さな揺れが伝わるだけでも折り畳み傘は壊れてしまう危険性があるのです。

そのため私たちは、折り畳み傘の箱詰め工程を梱包作業のなかでもとくに重要な工程として位置づけています。ポイントは、段ボール内の上下・左右すべての隙間をなくすことです。

梱包の状態は目視だけでは確認を終えません。実際に箱を軽く振り、「音がしない」「中で動く感触がない」状態になるまで微調整を繰り返します。地道な作業ですが、このひと手間を省かないことで配送中の破損リスクは大きく軽減できるのです。

折り畳み傘の梱包品質の差は見えない工程に宿る

梱包作業は、完成後にお客様の目に直接触れるものではありません。しかし、依頼する業者によって品質に差が生じやすい部分でもあります。

梱包に使う緩衝材は、多すぎても無駄ですし、少なすぎても保護の役割を果たせません。何よりも「安全性と作業効率のバランスが取れているかどうか」を、私たちは梱包の品質基準に据えています。

誰が作業しても同じ品質を保てるよう手順を徹底することはもちろん、梱包の状態を見極める際の判断基準を明確にしているのです。見えない工程にこそ手を抜かず、メーカー様が大切に作り上げた商品をお客様の手元に無事届ける — その想いで梱包作業に取り組んでいます。


折り畳み傘を梱包する流れ

折り畳み傘を梱包する流れは以下の3ステップです。各工程のポイントもあわせてご紹介します。

工程1:梱包資材と商品の準備

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まずは、折り畳み傘本体と緩衝材を用意します。

緩衝材は多めに準備しておく理由

折り畳み傘の場合、梱包に必要な緩衝材の量は商品の形状によって異なります。スマートな仕上がりを心がけていますが、過不足がないよう準備の段階では少し多めに緩衝材を用意しておきます。

工程2:折り畳み傘の形状を見極める

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折り畳み傘にとって最適な梱包の仕方を決めるために、まず商品の形状を確認します。今回サンプルで用意した折り畳み傘は、持ち手部分が本体とほぼ一体化しているため、特別な補強は必要ありませんでした。

持ち手が突出しているタイプは追加の補強を行う

持ち手部分が大きく飛び出しているタイプの折り畳み傘なら、緩衝材を複数回巻きつけて補強します。巻きつける目安は、本体との凸凹がなくなるくらいです。

工程3:緩衝材の端を無駄なく処理する

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緩衝材を巻き終わったら、端が出てこないようにテープで貼りつけて固定します。

巻いた緩衝材が内部で動かないようにする

折り畳み傘の持ち手を緩衝材で巻く場合は、梱包したあとに緩衝材がなかで緩んだり動いたりしないよう、しっかり固定することが大切です。


まとめ

折り畳み傘は、構造上壊れやすい特性を理解した梱包が求められます。とくに持ち手が本体から飛び出したデザインで、樹脂やプラスチックなどの素材で作られている折り畳み傘には十分な注意が必要です。

また、軽い力でも繰り返し加わることで変形しやすい繊細な商品だからこそ、配送時に入れる箱のなかでも動かないよう固定します。

梱包の品質は、目に見えるものではありません。しかし、完成したあとの見えない工程にこそ手を抜かない — そこに業者ごとのこだわりや技術力の差が表れます。メーカー様が大切に作り上げた商品を、お客様の手元に万全の状態でお届けするために、私たちは慎重かつ丁寧に梱包しています。

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