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物流

発送代行の料金相場まとめ|費用項目別の料金表と総額シミュレーション【2026年版】

公開日:2025.12.08

更新日時:2026.08.12

発送代行の料金相場まとめ|費用項目別の料金表と総額シミュレーション【2026年版】

発送代行の料金は、月3万〜5万円程度の基本料に、入庫・梱包・配送などの従量費を加えた総額で決まります。 自社出荷が手一杯になり、「委託したら月いくらかかるのか」をまず知りたい——発送代行の料金を調べるEC事業者の多くは、そこで足が止まります。単価表を並べた記事は多いものの、自社の出荷件数とサイズに当てはめた総額までは示してくれないからです。

ゼネラルマネージャー / 成田 遼太郎
ゼネラルマネージャー / 成田 遼太郎

月間数億円規模のECをShopifyで構築し、物流を最適化してきた実績があります。ECサイトの立ち上げから、複雑な物流課題の解決までトータルでサポート。貴社のEC事業がさらに成長するよう、効果的なECサイト構築と効率的な物流体制の両面から貢献します。

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月間数億円規模のECをShopifyで構築し、物流を最適化してきた実績があります。ECサイトの立ち上げから、複雑な物流課題の解決までトータルでサポート。貴社のEC事業がさらに成長するよう、効果的なECサイト構築と効率的な物流体制の両面から貢献します。

監修者

副センター長 / 並木 由美
副センター長 / 並木 由美

物流現場で7年間、在庫管理・現場改善・WMS管理を中心に担当してきました。 商材やECオペレーションの特性に合わせて最適な流れをつくることを大切にし、日々の業務改善に取り組んでいます。 三児の母として培った段取り力と気配りを活かし、現場で得た知見をわかりやすく発信します。

物流現場で7年間、在庫管理・現場改善・WMS管理を中心に担当してきました。 商材やECオペレーションの特性に合わせて最適な流れをつくることを大切にし、日々の業務改善に取り組んでいます。 三児の母として培った段取り力と気配りを活かし、現場で得た知見をわかりやすく発信します。

発送代行の料金は、月3万〜5万円程度の基本料に、入庫・梱包・配送などの従量費を加えた総額で決まります。

自社出荷が手一杯になり、「委託したら月いくらかかるのか」をまず知りたい——発送代行の料金を調べるEC事業者の多くは、そこで足が止まります。単価表を並べた記事は多いものの、自社の出荷件数とサイズに当てはめた総額までは示してくれないからです。

発送代行の料金は、倉庫やシステムにかかる固定費と、入出庫・梱包・配送など出荷量に応じて発生する従量制の料金の二層で決まります。相場は業者と条件で大きく動くため、単一の「いくら」は存在しませんが、公開情報ベースの目安レンジを押さえれば、自社の月額総額はおおよそ概算できます。この記事では、株式会社フロントラインがEC事業者向けの出荷代行で扱う費用項目に沿って、費用項目別の料金相場、総額シミュレーションの手順、費用を抑える方法までを一気通貫でまとめます。数値はいずれも公開情報ベースの目安で、条件により変動し、最終額は要見積です。

発送代行の料金相場一覧【費用項目別の料金表】

発送代行の費用は、毎月ほぼ一定でかかる固定費と、出荷1件ごとに発生する従量費に分かれます。まず全体像を項目別のレンジでつかんでください。以下はいずれも公開情報から抽出した目安で、業者・商材・立地により変動します。

初期費用・月額基本料(固定費)の相場

固定費は、出荷が少ない月でも発生する土台のコストです。初期費用は10万〜100万円程度、月額基本料は3万〜5万円程度を設定する業者が多く、規模の大きいサービスでは月5万〜30万円に及ぶこともあります。「初期費用0円」を掲げる業者もありますが、その場合は月額の最低利用料やシステム利用料で回収する設計になっているのが一般的です。

費用項目

相場レンジ(目安)

単位・備考

初期費用

10万〜100万円

契約時。0円表記でも最低利用料等で回収される場合あり

月額基本料

3万〜5万円(大規模で5万〜30万円)

出荷が少ない月も発生

システム利用料(WMS)

月1.5万円前後〜

基本料に含む業者と別建ての業者がある

保管料

1坪4,500〜7,000円/月、または1個1円/日、1㎥2,000〜5,000円/月

計上単位は業者で異なる

保管料は立地で差が出ます。東京都心・湾岸エリアは1坪5,000〜10,000円と高く、埼玉・千葉・神奈川などの郊外では4,000〜6,000円に落ち着きます。即日配送の要否と保管コストのバランスが、拠点選びの分かれ目になります。

入庫・検品・保管・ピッキング・梱包・配送(従量費)の単価相場

従量費は、出荷量に応じて積み上がる料金です。単価は小さく見えても、月間出荷件数を掛けると総額の主役になります。

費用項目

相場レンジ(目安)

単位

入庫・入荷料

10〜100円(16〜40円の例も)

1個

検品料

10〜30円

1個

ピッキング料

10〜50円

1点

梱包料

150〜300円(50円台〜の例も)

1件

配送料

400〜1,500円

1個(サイズ帯で変動)

パッケージ化された定額プランでは、ポスト投函(A4・3cm)225円〜、60サイズ500円〜といった、梱包・配送・資材をまとめた単価で提示されることもあります。

資材費・システム利用料など見落としやすい項目

見積の比較で抜けやすいのが、箱・緩衝材などの資材費と、WMS(倉庫管理システム)の利用料です。資材費は実費または1件あたり数十円で計上され、システム利用料は基本料に含む業者と月額15,000円前後で別建てにする業者があります。同梱チラシの封入やギフトラッピングといった特殊作業も、標準の梱包とは別の単価で加算されます。表面の単価が近くても、これらの計上有無で総額は変わります。

発送代行の料金の仕組み — 固定費+従量費の2層構造

発送代行の料金は「固定費+従量費」の二層で成り立ち、表示単価の安さだけでは総額を判断できないのが実務上のポイントです。固定費は出荷ゼロでも発生する床、従量費は出荷量に比例する積み上げと考えると整理しやすくなります。

一覧単価だけで比べてはいけない理由(最低利用料金・サイズ判定・割増)

単価が安く見えても総額が膨らむのには、いくつかの決まった機序があります。

第一に、最低利用料金(ミニマムチャージ)です。初期費用無料型のサービスは、月々の最低保管料やシステム利用料、「最低◯件分は請求する」といった下限で収益を確保します。出荷件数が少ない立ち上げ期ほど、この固定分が1件あたりの実質コストを押し上げます。

第二に、料金の算定単位のばらつきです。出庫費が「1件(オーダー)」か、明細行を指す「1行」か、「1点」かによって、複数商品をまとめて購入される商材ではコストが数倍に振れます。保管料も坪貸しか、容積(立米)か、棚単位かで、自社商材のサイズや回転率との相性が変わります。

第三に、イレギュラー作業と繁忙期割増です。同梱物の封入やラッピングは都度加算となり、月間出荷が数千件を超えれば数万円単位の増加につながります。セール期や年末商戦に作業料・保管料の割増が適用されるかも、年間総額をぶらす要因です。

月額総額シミュレーション — 自社の数字で概算する手順

月額の総額は「固定費+(出荷件数×1件あたりの従量費)」で概算できます。まず自社の数字を代入し、その後に1件あたり物流費(CPO)の目安と突き合わせて妥当性を確認するのが実務的な進め方です。

出荷件数×サイズ帯からの計算ステップ

  1. 月間の平均出荷件数と、平常期・ピーク期の較差を出す。
  2. 出荷の中心となるサイズ帯(ポスト投函/60/80サイズ等)を決める。
  3. 従量費の1件あたり合計を、入庫・検品・ピッキング・梱包・配送のレンジから積む。
  4. そこに月額基本料・保管料・システム利用料などの固定費を加える。
  5. 出た総額を月間件数で割り、CPO(1件あたり物流費)に換算して規模別の目安と照合する。

CPOの目安は、月1,000件以下の小規模で1件あたり1,000〜1,300円、1,000〜5,000件の中規模で600〜900円、5,000件以上で400〜700円へと逓減する傾向があります。規模が大きいほど作業効率と配送の特約が効くためです。

概算例(変数明示・レンジ内)

月間500件・中心60サイズ・特殊作業なしを例にすると、従量費は1件あたりおおむね600〜1,900円のレンジに収まり、これに月額基本料3万〜5万円と保管料が加わります。CPOに換算すると小規模帯の1,000〜1,300円前後に着地することが多く、この水準を大きく外れる見積は、固定費の重さか特殊単価の設定を確認する材料になります。数値はいずれも目安で、実際の単価とサイズ判定により変わるため、最終額は要見積です。

発送代行と物流委託の費用の違い

発送代行と物流委託(物流アウトソーシング/3PL)は同義に語られがちですが、委託する業務範囲と費用の組み立て方が異なります。自社のフェーズでどちらを選ぶかが、中長期のコスト構造を左右します。

発送代行は、梱包や配送手配など、ボトルネックになっている出荷業務だけを切り出して委託する形で、料金は使った分だけ発生する従量制が中心です。予算管理がしやすい一方、出荷急増や対応範囲の拡大で従量費が伸びやすい特性があります。対して3PLは、保管・在庫管理・発送に加え、拠点配置や配送ルート、システム連携まで含めて物流全体の最適化を担うサービスで、固定費と従量費を組み合わせた総合契約になりがちです。初期投資や管理費は大きくなる傾向ですが、規模が育った段階では総コスト削減につながりやすい設計です。どちらが自社に合うかの判断軸は、EC物流の3PL導入で見るべきポイントで整理しています。

発送代行の費用を抑える方法

委託後も、荷主側の工夫で物流費は下げられます。安さだけを基準に業者を選ぶのではなく、次の3点を自社側で整えるほうが総額への効きが大きいです。

サイズ・資材・波動の見直し

配送料と保管料は、商品の外装サイズと重量に直結します。過剰な梱包を見直して80サイズを60サイズに一段下げるだけでも、配送料は大きく変わります。あわせてダンボールの種類を絞る資材の集約を進めると、資材単価と現場の梱包効率の両方が改善します。さらに、セール時期を分散させて出荷波動を平準化できれば、業者側の人員計画が立てやすくなり、単価交渉でも有利な材料になります。

見積交渉で確認すべき従量条件

交渉では、標準作業とイレギュラー作業の線引き、繁忙期割増の有無、月間一定数までの定額枠の有無を確認します。自社の月間件数が定額枠に安定して収まるなら、完全従量制より総額を抑えられる可能性があります。料金以外の比較軸や選び方の詳細は、発送代行の選び方ガイドを参照してください。

見積依頼の前に用意する情報チェックリスト

正確な見積を引き出すには、事前に自社データを揃え、見積書側で確認する費用項目を押さえておくことが近道です。準備が薄いと、条件が変わるたびに金額が動き、比較そのものが難しくなります。

自社で揃えるデータ

  • 月間平均出荷件数と、平常期・ピーク期の較差・時期
  • 取り扱うSKUの総数
  • 各商品のサイズ(縦・横・高さ)と重量の分布
  • 利用中のカート・OMSとシステム連携の要否
  • 温度帯指定や特殊作業(同梱・ラッピング等)の有無

見積書で確認する費用項目

  • 算定単位と料金の起算点(出庫が1件か1行か、保管が坪か容積か)
  • 最低利用料金の有無と金額
  • 契約期間の縛り・解約時の違約金・在庫搬出費用
  • イレギュラー作業と繁忙期割増の単価
  • 誤出荷時の対応や賠償の範囲

実績の一例

株式会社フロントラインでは、EC事業者から出荷業務を引き受ける際、まず現状の出荷件数・サイズ帯・特殊作業を棚卸しし、固定費と従量費の内訳を可視化したうえで委託範囲を設計しています。過剰な梱包資材の見直しやサイズ区分の最適化、出荷波動をならす運用の調整を通じて、表面単価だけでは見えにくい総額のムダを圧縮する進め方を標準にしています。具体的な削減幅は商材と出荷構造で変わるため、自社条件での試算は見積の中で提示します。

発送代行の料金に関するよくある質問

料金の「いくら?」は、条件依存であるがゆえに一律では答えられません。ここでは相場レンジと概算の考え方をあわせて回答します。

代行料金はいくらぐらいですか?

固定費(初期費用・月額基本料)と従量費(入庫・検品・ピッキング・梱包・配送)の合算で決まります。月額基本料は3万〜5万円程度が一つの目安ですが、出荷件数とサイズ帯で総額は変わるため、上の総額シミュレーションの手順で自社の数字を代入して概算してください。

物流代行の料金はいくらですか?

発送代行と物流委託(3PL)で費用の組み立てが異なります。出荷業務だけを委託する発送代行は従量制が中心、物流全体を任せる3PLは固定費と従量費の総合契約になりがちです。自社が委託したい範囲を先に決めると、比較すべき料金体系が絞れます。

代行費はだいたいいくらですか?

1件あたりの物流費(CPO)で見ると、小規模で1,000〜1,300円、中規模で600〜900円、大規模で400〜700円が目安です。件数が増えるほど1件あたりは下がる傾向にあります。いずれも公開情報ベースの目安で、最終額は要見積です。

料金表だけで業者を比較してよいですか?

単価表の比較だけでは総額は読めません。最低利用料金、算定単位(1件か1行か)、特殊作業や繁忙期割増の有無で総額は動きます。表示単価の安さではなく、自社の出荷構造に単位が合っているかで比較してください。

EC・モール出荷で料金は変わりますか?

利用するカートやモール(自社EC・各種モール・越境ECなど)とのシステム連携の要否で、初期設定や運用の手間が変わり、料金に反映されることがあります。個人・副業規模の小ロットでの利用可否は小ロット対応の発送代行ガイドで解説しています。

自社の出荷件数とサイズ帯が分かれば、月額総額はこの記事の手順でおおよそ試算できます。実際の単価と最適な委託範囲は条件で変わるため、具体的な金額は見積でご確認ください。

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